あなたは、誰かを笑顔にできたか?

どうも、こだまです。

 

久しぶりのブログになります。

 

あと本腰入れて書いてたら、

タイトルの本題がめっちゃ後になりました。

 

f:id:joinchu:20201104062211p:plain

 

先日の天神ハロウィンについて、

いろいろ思うことがあったので日記風に書き綴ろうと思います。

 

・こだま=冨岡義勇[水柱](鬼滅の刃

・フリージャ=累[下弦の伍](鬼滅の刃

で演じてきました。

 

 

10月31日、最近上手く睡眠が取れなかったけど、

この日は幸いにも4時間寝れた。(最近は1〜2時間が多い)

 

早起きして、怪談朗読用の話を耳で集めながら、食器を洗い…

相方からの連絡を待った。

 

遅い。

遅すぎる…。

 

そう思いながらスマホを見ると、

一時間前に電話がきていた。(常時マナーモードな自分が悪い)

 

相方は、もう待ち合わせ場所についているとのことで、

先に準備して待っているとのこと。

 

タクシーに乗ってダッシュで向かう。

 

ちなみに相方も俺も時間には、ルーズである。

(というか、ここ数年相方を見習ってルーズにしている)

 

2人でメイクだったり、衣装に着替えたりして、いざ天神の街へ。

 

コスプレ衣装の一番しんどいところは、

まともに使える「ポケット」がないところだと思う。

 

スマホも、メイク直し用のパウダーも、目薬も、財布も…

全てが持てない。

 

適当に探すと、カボチャの入れ物があったので、

それに必要最低限の荷物を入れて出発。

 

20時くらいに警固公園についたんだけど、

既に人でごった返していた。

 

ちなみに、去年のハロウィンは全く動けないくらいに人が密集していたので、

去年に比べると7割くらいの人の数だったように思う。

 

少し歩いただけで、声をかけられる。

そして、ひっきりなしに。

 

もちろん「一緒に写真撮ってもらってもいいですか?」だ。

 

断る理由もなく、というか俺も相方も、

撮られに来ているのだから、断るはずがないのだ。

 

…でもね、本当にビックリした。

 

何に驚いたかって、

とんでもなく声をかけられる。

 

いや、予想の100倍くらい。

 

100組…いや、もしかしたらそれ以上に、声をかけられたかもしれない。

 

嬉しくて嬉しくてたまらないことなんだけども、

後半は返事である「どうぞどうぞ^^」って言う声がかすれてた。

 

ちなみにこの日の、こだまのこだわりポイントを書いておく。

  1. ひたすら、冨岡義勇になりきること←全集中
  2. 撮影終わりは「ハッピーハロウィン」と冨岡義勇風に言うこと
  3. 撮影時は刀に手を置き、アゴを引くポージングを徹底すること(笑顔なし)
  4. 小さな子どもとの撮影時は、かがんでピースをする(笑顔)

 

このこだわりが実は何気にしんどかった。

 

俺はこの日早起きをしたので、朝には起きていたのだが、

ご飯を食べたのは昼の12時だった。

 

1の「ひたすら冨岡義勇になりきる」は、特に一番の重荷で、例えば

 

例①

こだま「お腹すいたから、コンビニでおにぎり買おうかな」

こだま「いや、待てよ。コンビニでおにぎり買う冨岡義勇なんて誰が見たい?」

 

例②

知り合い「おお!来てたんだ!チューハイ飲もうぜ!」

こだま「いや、待てよ。公園でチューハイ飲む冨岡義勇なんて誰が見たい?」

 

と、ひたすらストイックになりきる。

 

そして、元々こだまはお喋りである

 

それを封印して、話しかけてくる全ての人に、

冨岡義勇で返事をしなきゃならない。

 

腰につけている刀を、抜こうとしてくる酔っ払いを躱しながら、

「鬼ってのは、こういう人のことを言うんじゃないだろうか…?」なんて思っていた。

 

単純な話、1〜3までは、徹底的に”冨岡義勇”のイメージを崩さないためだ。

 

4に関しては、子供は身長が小さいので、

しゃがんで近くにいてあげたほうが、親近感をわかせやすいかな?

っていうイメージ作りの側面があった。

 

今思えば、しゃがんで刀を握ったほうがよかったかもしれないけど、

そこまで頭が回らんくらいだった。

ごめんな、もっと来年も冨岡義勇を頑張るわ。

 

そして、YouTuberに声をかけられるうちらコンビ。

 

f:id:joinchu:20201104063216p:plain

 

モザイクするとか言われたっけ?

モザイクなかったら、全然Twitterで公表したんだけどなあ。

 

うちらかどうかがわからないんで、とりあえずスクショした画面を載せることにする。

 

何か個人的にあんまりモザイクって好きじゃなくて。

悪いことしたみたいに見えるから、ちょっと何かなーって。

「顔出ししていいですか?」

って聞いてくれてもよかったんじゃないのかって思ってしまう自分もいた。

 

俺は今回、20〜22時半までと、1時〜3時まで天神の警固公園にいたんだけど、

見かけた鬼滅コスを雑に書くと

 

・炭治郎:たくさん

・ねずこ:7人以上

・善逸:5人くらい

・猪之助:3〜5人くらい

・義勇:5人以上(こだま含む)

・煉獄:5人くらい

・胡蝶:5人以上

・カナヲ:3人くらい

甘露寺:3人くらい?

・累:2人(フリージャ含む)

・姐姐:1人

・鱗滝:1人(たまたま検索して頂けて、Twitterとインスタ繋がりました)

・猗窩座:1人(あれをビニールテープでやってたのは草)

・実弥:1人

・錆人:1人

 

いや、まあ他にもたくさんいたんだろうけど、

俺が見た感じと、うろ覚えの記憶でこんなとこかな。

 

今回すごく思ったことは、鬼滅の刃人気はやっぱすげえ。

言わんくてもわかることだろうけど。

 

あと冨岡義勇って、小さい子たちに結構人気があるみたいなんだけど、

そのほとんどの子に

「とみおかー!」って呼ばれてたのは草。

水柱を呼び捨てかい。w

 

自分でも、他の誰より冨岡義勇だったと思うし、

相方も、他の誰より累だった。

 

時間帯もあったかもしれないけど、

相方といた時の、声のかけられ方は本当にすごくて、

一歩も歩けないってのがまさにあんな感じだった。

 

さも、自分が有名人であるかのように錯覚したよ。

 

それはそうと、やっぱり嬉しかったのは、

後ろから声かけられて、振り向いた時に

 

「え!クオリティ高っ!!」とか

「まんま実写化した見た目ですね」とか

「実際に義勇さんいたらこんな感じなんでしょうね」って

たくさんの人に言われたこと。

あと流れで、同じコスしてる人とかと写真撮る時にも言われて、テンション上がった。

 

あんまりコスプレに寛容的なメンズっていないんだけど

こういうのって、やっぱり相方のフリージャならではの世界観があって、

それを一緒に出せたこと、

それを周りに評価してもらえたことは素直に嬉しかった。

 

 

あ、それで本題ね。(今さら)

 

タイトルの話なんだけど。

 

今回、ハロウィンやってますーみたいに呟いたわけよ。

 

 

俺はもうミュートしちゃってるから見れないんだけど、

やっぱり何をやってもアンチコメントはくるわけで。

 

「こんな時にマスクつけてないバカ発見」

福岡が他の県から馬鹿にされるからやめて」

 

みたいのが数件きた。

 

別にそこに関しては、いいと思うんだ。

個人の意見だし、それをやめろって言えるほど偉くもないしね。

 

まあ、そこはそこ。

で、俺は思ったわけよ。

 

「じゃあマスクつけてない奴全員に、それを言ってくれるんだよな?」って。

 

匿名なのをいいことに、自分は蚊帳の外みたいな考え…

嫌いじゃない!そういうのいいよ!全然人間らしくていいと思う。

 

たまたま見えてしまったものを批判して、何かが変わるものなのだろうか?

 

マスクしてない=絶対悪、みたいな考え方は、そもそも好きじゃない。

 

大事なのは、「なぜダメなのか?」ってのを、自分の言葉で説明できるかどうかなんだよね。

 

もちろん「周りが言ってるから」とか「危険だから」みたいな答えはNOだぜ。

 

それはお前の意見じゃないからな。

 

俺は、お前の見解した意見を聞きたいんだよ。

 

正直、見た感じ半分以上マスクつけてなかったけど。

それ全員に言って回るとか、無理やん。

 

で、そこにも人それぞれの考え方があるんだよね。

それを聞きもせずに否定するのは、一番違うと思う。

 

だから、その理由も「周りが言ってるから」みたいな幼稚な答えはやめてほしい。

 

真剣にぶつかってきてくれるなら、こっちも真剣に返す必要があるけど、

それすらない”サブ垢”での叩きとか、ほんっっっっっっとうに滑稽だし。

 

前澤友作のお金当選企画に、適当に応募してるような人ってことやろ。(これ調べてくれたら本当にそうで草www)

 

何となくで生きてるやつに、俺らのこと邪魔されたくないんだよね。

だからすぐにミュートさせてもらった。

相手にする時間がもったいない。

指差して、笑うなり、批判なりすればいい。

 

 

俺も相方も別に世間に叩かれて笑われて、

後ろ指差されても何とも思わないから、好きに叩いてくださいな。

 

 

それと今回、宝物ができたんだよ。

f:id:joinchu:20201104062159j:plain

 

みんなにとっては、何でもない冨岡義勇のシールかもしれない。

 

これが今回のハロウィンで、俺の一番の宝物になったものだ。

 

これはとある男の子(4〜5歳くらい?)が、俺のところにモジモジしながら持ってきたものだ。

 

最初、小さな紙っぽいものを渡されて、「?」ってなってる俺の前で、

男の子はまだモジモジしている。(暗くてよく見えなかった)

 

その後ろにいたお父さんらしき人が、ササッと寄ってきて、

 

「ほら、ちゃんと『義勇さんのファンだからこれあげます!』って言わんね笑

 で、一緒に写真撮ってくださいってお願いせんと!笑」

 

俺、泣きそうになったよね。

 

 

こだま「冨岡義勇が好きなの?」

 

男の子「…(コクン)」

 

こだま「ありがとう。一緒に写真、撮ろうか。」←カッコいい

 

まあ、実際はもっと声高かっただろうし、テンション上がってたけど笑

 

この子の真の宝物かもわからない。

考え始めたらきりはない。

単にカードのかぶりかもしれないし、別に推しのキャラもいるのかもしれない。

 

それを考えてもきりがない。

 

でもあの時、冨岡義勇のために一人で勇気を振り絞って、

俺の前に出てきて、シールを差し出した彼の勇気は称賛に値する。

それだけだ。

 

そして、俺の宝物になった。

タイミングもあったかもしれない。

他の冨岡義勇を演じてる人に会わなかっただけかもしれないし、

会ってストックを渡しただけかもしれない。

それでも、これは俺にとって、かけがえのない最高の宝物になった。

 

 

最後に「ありがとうね」ってその子の頭を撫でて、

お父さんとお母さんが「ありがとうございます」って言ってきてくれたけど、

 

こちらこそありがとうございます。って全力で返した。

 

(ただ、あの男の子に、冨岡義勇で全力で返すなら、

下手くそでも最後にモノマネすればよかった。それだけが悔やまれる…。)

 

そして、お父さんに抱えられ、その場を離れる彼を見送った。

ずっと手を振る彼は終始、冨岡義勇を前にして嬉しそうな顔をしていた。

 

 

 

批判する人、そして我関せずの傍観者へ。

あなたは、誰かを笑顔にできたか?

それを自分に問うてほしい。

 

小さな子どもの夢を守れたか?

俺は守った。

飯も食わずに、友に誘われる酒も躱して(アル中)、

キャラに徹したのは、自分のためでも、みんなのためでもある。

 

わかるよ。

その批判が守るものも、もちろんあるのかもしれない。

いや、きっとあるんだと思う。

 

だけど、どんなに叩かれても、

俺はあの子達が笑顔になれるものを生み出したいし、それを守りたい。

 

だから、どんなに叩かれても、綺麗事だと言われても俺は、あんな笑顔を見たい。

笑顔を増やしたい。

 

あなたたちが叩いているだけの小さな未来では、絶対にできないことだ。

もっと視野を広めてほしい。

自分の価値観だけで、世の中を語るだけのバカにはならないでくれ。

 

誹謗中傷の言葉や一方的な正義は、誰かの未来を奪うこともある。

だけどその先にある、みんなの笑顔を奪っているかもしれない、

という自覚は持ってほしい。

 

あなたたちが奪う未来があるのかもしれない、それを考えてほしい。

 

俺達の未来は奪わせないけどね。

 

f:id:joinchu:20201104062154j:plain