誰かに嫌われるのが怖い人へ

ここ最近、自分でも予想外のことが起きている。

 

急に怪談朗読の視聴数が上がってきていることだ。

 

実にありがたい。

 

個人的に、最近は怪談朗読をするのが楽しくて仕方ないし、

いろんな話を読みたいと思っている。

 

それに伴い、自分の技術も上げようともしている。

 

誰かに怪談を聴いてほしい、その思いが最高潮だ。

 

 

…さて、視聴数が増えるとそれなりに出てくる問題がある。

 

それはアンチだ。

 

どんなに素敵なものを作ろうと、どんなにカッコいいものをやろうと、

 

世の中には「なんとなくいけ好かないとか

「みんなに人気があるやつが嫌い」という考え方だってある。

 

かくいう俺だって、偏見はあるし、どうしてもいけ好かないやつもいないわけじゃないから、理解はできる。

 

先日このようなコメントがきていた。

 

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俺は、とある事情で他の人より煽り耐性がある。

 

それのおかげで、他人からの批判をポジティブにとらえることができる。(かと言って傷つかないとか、何とも思わないとかじゃない)

 

まあ、笑ってくれるなら俺はそれだけで全然いいんだけどね。

 

 

こだま式メンタルの持ち方

 

ということで、俺の中のメンタル術を少しご紹介。

 

①「嫌い」という感情にはエネルギーが発生する

 

”好き”の反対は”嫌い”ではなく、”無関心”である、とはよく言う。

 

「無関心」とは、全く興味がないようなもので、

つまり「存在していないのと同じ」である。

 

いちいち「嫌い」と言ってくれる人は、こちらにエネルギーを使ってくれているのだ。

 

「下手くそでワロタ」とコメントをくれるのは、嬉しいことであるという考え。

 

だって俺は他の人の動画を観て、いいねやコメントをすることはほとんどないから。

 

それなのに俺の動画に対して中傷とはいえ、熱量を使ってくれてるのだ。

 

悪口は、興味のない人に対しては出ない。

 

言い返すと、俺に少なからず興味を持ってくれているということは、

 

その人の中には、ちゃんと”俺が存在している”ということだ。

 

それだけで嬉しいことだと思える。

 

 

②喧嘩腰で対応する、”ヘコむ”とかは、時間の無駄である

 

そもそもこのネットが完全普及した現代社会、言いたいことはほとんどネットで言うやつが多い。

 

現実で言えば角が立つとか、自分の立場とかもあるだろうから、

顔も見えない人に対してしか、ストレス発散できない。

顔が見えないから、何を言ってもいいって思ってる人がいるのは、少し悲しいが。

 

だけど、その悪口や批判を鵜呑みにして落ち込んだところで、何のメリットがあるんだろうか、と。

 

もちろんそりゃあできれば嫌われたくはないけど、感情が存在するものには、”100%”という言葉は存在しないと思う。

 

冒頭でも言ったとおり、人気がある人が嫌いという人が、この世に存在している限り、100人が100人好いてくれるなんてありえない。

 

世の中には、イケメンや美女が嫌いという人がいる。

 

1人からぶつけられた「嫌い」という言葉や感情にとらわれるより

自分を好いてくれる人のことを考えていたほうが、時間は有益に使えるわけだ。

 

そもそも、どんなに人気のある、視聴数のとれるYouTuberでさえ、低評価はかならずつく。

 

一番怖いのは、”低評価”や”中傷コメント”じゃなくて

”観てもらえないこと”だ。

 

いちいち悪口に付き合っているほど、暇な時間はないはずだ。

 

他人に言わなくてもいい悪口を言ってくるような、

”暇なやつ”と同じレベルに自分が落ちる必要はない。

 

要は、気にすんなってこと。

 

 

③ネタにすればいい

 

今回ブログにできたから儲けもん。

 

だってブログの記事って探すのもめんどいから、

そのネタが向こうから飛び込んできたみたいな感じ。

 

それだけで、批判コメントは嬉しい。

 

 

④”自分はこう生きる”という信念を持つ

 

やっぱり人間だから、落ち込んでいる時に言われたら、どうしても立ち直れなくなることもあると思う。

 

実際に病んでしまうのも人間の特徴だし、それは止めようがない。

 

どんなにポジティブに見える人にも、ある程度の周期で落ち込む時期は来る。

 

それに気づかないように自分を忙しくする、というのも一つの手だが、

そこまで一生懸命にやりすぎるのも疲れるし、ずっと走り続けるのはしんどい。

 

だが、誰かに批判されるということは、なにかしろの情報を発信したということ。

 

そして、自分はそれで生きていきたいと思っているのなら、

批判されて傷つくのは、その覚悟が足りないということ。

 

情報を発信していく上で、批判はつきものだ。

情報発信と批判はセットなのだ。

 

少しの悪口を言われたくらいで立ち止まるのなら、

最初からやらないほうがいい。

 

人目につく、ということはそういうことで、

批判されたり悪口を言われたくないのなら、

おとなしく世の中が言う「普通」の生き方をしてればいい。

 

 

 

…と、こんな感じで何とか悪口を回避している。

 

もちろんこんな俺だって、誰かに嫌われたくて生きてるわけじゃないから、

好かれるほど嬉しいことはない。

 

だけど、これだけは理解しておくべきことがある。

 

誰かに嫌われてないと、誰かに好かれてるかがわからないということだ。

 

誰にも嫌われないやつが、誰かに好かれるわけがないし、

 

誰にも嫌われないように選んだ道なんて、普通の道だ。

 

俺はそんな普通の生き方が嫌だから、折れたりするわけにはいかない。

 

 

というか、この記事を書きながら思ったけど、朗読が上手いなんて一言も言ってないんだけどなぁ…笑

 

少し前に見たONE PIECEでドクトル・ホグバックが言ってたけど

 

「俺を勝手に尊敬すんのはてめえの自由、
ただてめえの理想と違ったおれを失望すんのは筋違い」

 

この言葉は、結構胸に残った。

 

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尊敬とは違うけど、突然向こうから来といて、

言いがかりみたいなのつけてくるような暇人の言葉は、相手にしないのが一番。

 

 

今回はそういう記事。

最近の「怪談朗読」事情と「REC`Em」について。

最近、怪談朗読にハマっている。

 

しかし、オカルトは昔から好きなせいで、話が決まらなくて困ってる。

 

近日、大好きな「師匠シリーズ」の朗読を、

素人が声優意識しながらやってみる動画作成中。

 

なので、それに伴いOPとエンドカードを調整した。

 

OPに関しては、今のPCでのアレンジをかました、って感じ。

 

ちょっと文字が良いの選べなかったのがモヤッとしたけど、

良いエフェクトがあったのでよしとする。

 

特にエンドカードは本当に気に入ってて、

最後の観覧車の画像は「ぱくたそ」から引っ張ってきたのを動画でアレンジしたんだけど

あのかぶさってにじみ出てくるのが、

テーマである「異聞奇譚」らしさを感じるデキだと思う。

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マイクも一新、これから音声編集に力を入れたいと思っている。

だからAudacityというアプリも、ホワイトノイズ低減のためにインストールしたのだ。

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さて、そんな中…事件は起こった。

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今までの朗読はiPhoneで録音して、それをMacBookに送っていた。

使っていたアプリは「PCM録音」ってやつで、これが結構いいアプリだった。

 

しかし、MacBookにはそのアプリはない。

それなら、純正の録音アプリでいいやん、ってなって、これで録音してたわけだ。

 

ところが…

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何度、データを読み込もうとしてもエラーになる。

10回はやった。

 

ググってみると、やはり出ました。

再生形式が違う。

 

そう、この世にあるデータには付き物の「拡張子」が俺の行く手を阻む。

 

純正の録音アプリは、エラーのところにもある通り、「m4a」という拡張子で

Audacityは「WAV」や「mp4」じゃなきゃ開けないのだ。

 

確かに「PCM録音」は、設定でWAVにしていた。

 

これはなかなかに深刻だぞ…

とか考えてググると、変更する方法があるらしく

 

最近作曲で使っている「GarageBand」にて、変換をかけるということだった。

 

しかし…

 

やり方がややこしすぎて、絶対にこれは折れる。

めんどくさがりの俺は、絶対にこんなことを覚えるタイプじゃない。

 

iMovieで動画形式にしても良かったが、

そのためだけに処理させてMacBookをいちいち発熱させるのは、何か嫌だ。

 

こうなると…。

やはり他のアプリを探してみるしか…。

 

ということになり、調べてみるとややこしいながらもある。

が、1000円以上するのだ。

 

iPhoneの時は無料でできたのにいいいいい

 

なんて思いながら、せめて安価で、安価で…

 

と、しらみつぶしにアプリを調べていく。

 

そこで見つけたのが、これ。

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「REC`Em」。

12種類くらいの拡張子に対応してるらしい。

何よりも、490円はなかなかに安い。

 

悩んだ。

ここで490円を使うべきか、何か別のものを買うべきか…。

 

5分くらい悩んで答えは出た。

少なくとも、ここでもっと悩めば”490円分の時間”を失うだろう。

 

買った。

 

でも評価が全然されてないところも怖い要因だよね。(1件て…。)

 

 

さて、問題の”使い心地”は予想以上に良い。

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このコンパクトな設計!!

 

上の≡を開かなければ、もっと小さい。

そして、このアプリの一番気に入ったところは、

録音したものが”強制保存”されないところにある。

 

純正のアプリは、録音を停止した段階で、勝手に保存が行われる。

普段、怪談朗読をやっているが、噛むことは多々あるので、

ミスして録音を止めても、それが保存されてしまう。

溜まれば溜まるほど、消すのもめんどくさいし、なぜか一括削除もできない。

 

ところが、このアプリ…

録音したものを保存するか、上書きして消すかを選べるのだ。

保存したくない場合は、マイクのボタンを押せば、残らない。

これはかなりの時間短縮になる。

 

少し面倒なのは、ずっとWAVで録音したいのに、

一度アプリを落とすと強制的にmp4に戻されること。

再生形式や、音質になるべくズレを出したくないから、固定してたいのに…。

設定でも固定はできず…。

 

あと、今まで使ってきたiPhoneとかのアプリも録音が始まると、

どれくらいの音を拾っているか、表示されていたが

普通に秒数しか出ないので「これ、録音できてる?」と不安になる。

 

あと≡のメニューの場所も右側固定。

アプリ自体は、画面の右に開いておきたいから、

左に出てくれるのが良いんだけど、これも設定できず。

 

あともちろん安価なのもあるけど、このアプリ自体じゃ音声をいじれない。

ノイズ除去なんかの機能はまったくついていない。

つまり、Audacityみたいなアプリでノイズ除去をしなきゃいけないから、

そういう編集をアプリでしたい人にはオススメできない。

 

まあ490円だもんね。

パッと録音して、再生形式を選べると考えれば、それなりに妥当。

Audacityもあるし。

 

と考えると、それなりに良いアプリなんじゃないか、という感じ。

 

 

先日マイクが新調できてから、怪談朗読が本当に楽しくて仕方ない。

 

だからもっといい話を仕入れたい。

 

もっと面白い動画を作っていくのもあるけど、

やっぱりYouTube最初に始めたのが怪談朗読だったから、大切なんだよねえ。

 

てことで、これからもYouTube頑張っていきます。

サプライズは”価値観”の押しつけ

つい先日、俺のYouTube活動の応援をしてくださっている人から、マイクをいただいた。

 

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高スペックな機材ではないみたいだが、見た目がめちゃくちゃ気に入ってるし、

これをぜひとも使いこなしたいものだ。

むしろ応援してることを形にしてくれる人が周りにいて、俺は本当に嬉しい。

 

さて、本題はそこではなくて、このマイクをくれた人が言ってたのだが、

 

「サプライズは嫌い」らしい。

 

いや、何言ってんだ、って感じではあるのだが、

 

実は何を隠そう、俺も「サプライズは嫌い」なのだ。

 

そこで、サプライズについていろいろ話してきた。

 

それを記事にしようと思う。

 

 

サプライズが前提になりつつある日本の文化

 

 いつからだか知らないが、

いい意味でビックリさせると喜び2倍

みたいな風潮になってない?

 

俺個人的な話からすると、いい意味でも人を騙してる感じがどうもダメなんだ。

 

今回、話をした人は

「サプライズした側が、された側に何かを期待してる感じ」

が嫌いらしい。

 

確かに、そこは俺も考えてた。

その期待とは、相手からの”いい反応”だったり、”いい見返り”だったり…。

もっとすごいサプライズとかしてくれるのかな、とか思ってたり。

 

というか何より、

された側が本当に嬉しいかどうか、なんて究極のところ分かるわけないんだから、

中途半端なことをしないでほしいということだった。

 

ちなみに俺がサプライズに嫌悪感を抱き始めたのは、

ネットでサプライズ告白をされた女性側が泣きだして、走り去った動画を観てからだ。

 

 

みんながみんな喜ぶわけじゃない

 

例えば居酒屋とかBARに行ってさ、

店側とサプライズする側が打ち合わせるじゃん。

 

俺はそのコソコソしてる感じがすごく嫌なんだけど、

絶対ケーキ持ってくるじゃん。

 

0時になった瞬間、ハッピーバースデイ(ドリカム)とか流しながら持ってくるじゃん。

 

誕生日にケーキ食べたいかとか、

パイ投げされたいかなんて、

その時の気分で変わるんだよ!って。

 

そもそも誕生日をケーキでお祝いするなんて、小学生か!

女子か!!

酒でいいんだよ!!

ウイスキーの業務用と、炭酸水数本くれたら俺は満足なんだよ!(これたぶん祝われなかったら拗ねるパターン)

 

まあ、俺は置いといてね。

 

その人が本当に喜べてないか分からない以上、

むやみにサプライズして

”相手の反応を楽しみにする”のは、した側のエゴなのね。

 

その時点で、もう見返りを求めてたりする。

世の中全部そうじゃないとも思うんだけど、こっちのが多い気がする。

 

 

その分の労力を何かに変換できなかったの?

 

こうは言ってるけど、その気持ち自体は嬉しいんだよ。

むしろその気持ちだけでもいいくらいだし。

くれるなら前もって言っといてほしい。

 

サプライズされた側が、周りに求められてる反応ができるかなんて、分からないじゃんか。

 

そのお店側へのサプライズ申請とか、

コソコソして水面下で何週間も計画をバレないように進行する…

響きはいいけど、その労力をもっと別のものに使えたと思うんだ。

 

今回の話をしてた人は

「3つくらい案出してもらって

『当日どれがくるか楽しみにしてて』」

って言う方が、よっぽどサプライズ。」

とか言ってた。

 

うん、これはマジでサプライズだと納得。

 

というか、この人は俺にサプライズをしておいて何を言ってるんだろう?

 

 

結構、大事なことに気づいてしまった

 

今回のまとめなんだけど、何回も言ってるように、その気持ち自体は本当に嬉しい。

 

だって、その人の貴重な時間を使って祝ってくれてるから。

 

でもこんな時代だからこそ、

サプライズを優先することが大事なのか

今一度考えてみてほしい。

 

もともとは「この人を祝いたい」という気持ちだったはずなんだ。

 

サプライズが絡むと、途端に期待してしまう気持ちが一ミリくらいは入る。

 

それは「純粋にお祝いしようとする気持ち」とは少しズレてやしないだろうか?

 

結局の所、

 

サプライズっていうのは、「サプライズした」という行動じゃないんだ。

 

サプライズを受け取った側が予測している”感情の昂り”をさらに超える気持ちがサプライズなんだ。

 

だから、サプライズという「言葉」に騙されてはいけない。

 

最初にサプライズと伝えたとしても相手の期待を遥かに超えたとしたら、

それはもう完璧に”サプライズ成功”なのだ。

 

自分の行うサプライズが、自分の欲のためになってはいないか?

渡す相手に期待をしてしまってたりしないか?

 

もう一度言うが、

大事なのは「サプライズをする」ことじゃないし、

それで自己満に浸るのは”サプライズ”ではない。

(相手の反応を見て、自分が喜ぶことはもう自己満。)

 

相手を喜ばせること、

意外なアプローチで相手の本当の喜びを引き出すこと。

 

それこそがサプライズなのだ。

 

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ちなみに、サプライズ嫌いと言ってたその人は、

俺が地味に欲しがっていたものをくれた。

 

MacBookの外に貼るシール。

 

この白雪姫がオシャンすぎて欲しかったのだ。

 

うーん、この人サプライズ上手すぎないか?

 

俺の考えてることの50歩は先に行かれたぞ。

 

嫌いだからこそ、気をつけたりしたのだろうか?

 

ちなみに「コレが欲しい」とか全然言ったわけじゃなくて、たまたまくれた。

 

それが、結果的にサプライズになったのだ。

 

本人からしたらサプライズでも何でもないことが、

相手にとってはサプライズになったりするのだ。

陣太鼓ってお菓子知ってる?

周りからすると、「全く食べなそう」と言われるが、

実は俺、茶菓子が大好きだ。(酒ばっか飲んでるのもあるだろうけど)

 

特にどら焼きや、羊羹等、あんこを使ってあるものなら大好物。

 

しかし、食べない。

 

好きすぎて、食べ始めたら止まらないのが分かっているからだ。

 

熊本名物「陣太鼓」をご存知だろうか?

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お菓子の香梅」というメーカーが作っている茶菓子だ。

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子供の頃、祖父だか祖母だかが大好きで、常に実家に置いてあった気がする。

 

その頃によく食べていて、ずっと好きな茶菓子なのだ。

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しかし、これだけは納得できないということが何年も前に起こった。

 

いつからか、付属してくるナイフがプラスチックから紙に変更されていたのだ!!!(自然環境に配慮した結果らしい。これは優しい。)

 

とは言うものの、こちとら幼い頃からプラスチックナイフで陣太鼓を切ってきたわけだ。

 

これがどうも難しいのだ。

 

前にやった時はナイフのほうが、陣太鼓にやられてしまった。

 

だから今回は慎重にやっていくしかない。

 

ちなみにこの陣太鼓は、紙ナイフの件と陣太鼓への愛をひたすら語ってたら、

店員のおばさんも紙ナイフに同意見だったのも手伝って、

「そこまで愛があるとは…」みたいな感じでタダでくれた。

 

今の時代そんなRPGみたいなことってあるんだね。

 

そんな安いものじゃないんだけど。(たぶん試食用とかだったんだろう。)

 

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と、こいつでカットしていくよ。

 

気を抜くとすぐに紙ナイフがへにょってなるから、なるべく直角に切れ込みを入れる。

 

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陣太鼓に十文字斬りをかます

 

少し粘度のあるものがナイフに付着した。

 

そう、これは内側に餅が入っているからだ。

 

子供の時は少しでも多く食べたくて、十文字斬りを2回かましてたんだよね。

 

でももう大人だから、贅沢に4分割で。

 

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もうこれが本当に美味いのなんのって…。

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びろーん。

 

あんこの甘みに絶妙にマッチする中の餅の甘み、そして食感。

この味付けはまさに神がかってる。

 

食感も、硬すぎず、柔らか過ぎずの絶妙バランスだ。

 

 

…やばい、この時点で完全に落とし所を見失っている。

 

何も面白いことができていない。

 

どちらかというと、タダでものを貰えたことに感動する記事のほうがよかったかもしれない。

 

いや、でも今回のは「紙ナイフでも上手く切れるようになったよ」的な報告も含めて。

 

ごちそうさまでした。

生き方、働き方〜超絶ブラックな焼肉屋をとんだ話〜

これは、「仕事」や「働くこと」に対してあまりにも真面目に考えすぎていた頃の話。

 

今でも働けばいたって真面目なんだけど、この頃は他の何よりも仕事を優先していたし、それが普通だと思いこんでいた。

また別の話になるから今回は割愛するけど、一緒に住んでいた先輩(以下N)にお金を盗られたうえに逃げられて、借金したこともある。

今思えば、そのNのおかげで、俺は今「生きている」と言っても過言ではない。

(このNは「仕事は、絶対にとんで辞める」という変わったやつで、俺はいつもNを「クズ」と尊敬の意を込めて呼んでいた。)

 

今回は、そのことについて書こうと思う。

 

 

当時の俺は、飲食店で働いたことはなかった。

福岡に出てきたばっかりでとにかくお金がなくて、”まかない付き”とかそんな言葉に釣られたんだと思う。

初日に店のドアを開けようとした時に感じた「嫌な気持ち」は今でもほんのり思い出せる。

なんとなく「不安」になった。

 

昔から、俺の出勤初日は混雑している事が多い。

何でか分からないけど、なんかそんなイメージが強い。

それは正直仕事を早く覚える上でも、悪いことではないのだけど、出勤初日くらいは落ち着いていたい。

その日は店長から店の説明だったり、基本的な流れだったり、簡単な配膳なんかを教えられた。

働いている間も、店に入る前に感じた「不安」を感じていた。

 

店長は何かチンピラ上がりのモブみたいな顔の人で、いい人…とは思えなかった。

語気が荒いというか。(あだ名をつけるなら、モブメガネにしよう。)

今思えば喧嘩したら勝てそうだな、って感じ。

威圧感を感じる。

この時点でもう「なんか嫌だな」って考えてたんだけど、問題は副店長の方だった。

 

副店長は、いかにも8○3みたいな感じの人で関西弁だった。

店長でさえ結構な威圧感があるのに、この人はさらに威圧感があった。

気分でガラリと性格は変わり、そのギャップに少し苛まれた。

 

あとはキッチンに2人、社員さんがいたが(俺はホール)その人達は比較的優しかった。

でもあまりキッチンの人と絡むことなんて多くはないので、ほとんど話すことはなかった。

 

残りのバイトは女子高生が3人と、大学生の男が1人。

女子高生のうち1人はV系が好きらしく、やたらと俺に絡んできた。(後日告られた)

大学生の男はまさに寡黙、という感じで仕事は早いが誰とも話そうとしなかった。

 

初日、帰る直前に店長に呼び止められ、

「これ明日までに全部メニューと略称覚えてきて。みんなやってることだからできるよな?」

と告げられた。

メニュー自体も結構な量だったが、みんなやってると言われたら曖昧な返事をするわけにはいかない。

だから次の日に完璧に覚えていった。(寝不足なったけど)

 

数日で、何か嫌な感覚はさらに増した。

新人だし、何がミスなのか分からないこともあるんだけど、分からないことで怒られたりした。

今でも理不尽だと思うのは、お通しを小鉢に入れる時に

店長と副店長で言ってることが違うことだ。

店長は「お通しなんだから、少なくていい。どれだけ入れてんだよ。」と言い、

副店長は「少ない。お通しもお金もらってるんだからそれなりに増やせ。」と言う。

その中間らへんの量も副店長の気分でさじ加減が変わったりしたので、厄介だった。

 

なんとなく新人は”標的”にされてる気がして(いわゆるシゴキみたいな感じ)すごく嫌だった。

お客さんの目の前にいるのに大声で怒鳴られたりして、見せしめみたいな感じ。

お客さんがいないところでは、ボロクソに言われたり、正直今でこそ問題になっているパワハラみたいのなんて普通だった。

 

10日ほど経って、新人のMくんが入ってきた。

キッチン志望だったらしいが、人が多いということでホールに回されてきた。

何歳か歳下だったけど、入った時期も近いので、すぐに仲良くなった。

どこかで「”標的”が増えると俺の怒られる数減るかなあ」…なんて考えていた。

俺の考えは的中し、店長と副店長の”標的”は2人に分散した。

しかし、Mくんは本職があるらしく出勤の頻度は少なかったので、結局は俺がほとんど標的だった。

 

数日後、もう1人女子高生が入ってくる、という話になった。

さすがに女の子だし、”標的”にはならずとも少し店長と副店長の目線は逸れるだろう、なんて思っていた。

…が、当日になってもその女子高生は来なかった。

もしかしたらその子にも、俺が初出勤の時にドアの前で感じた「不安」みたいなのが出てきて、店に入る直前に引き返したのかもしれない。

賢い選択だな、と俺は思っていた。

俺にもあの時、不安の直感を信じて「逃げ出す勇気」があれば、こんなことにはならなかったかもしれない。

 

たまに出勤するMくんと2人で、缶チューハイを片手に公園で店長の愚痴を言ったりした。

あの時間は本当に楽しかった。

やっぱりMくんも相当ひどいことを言われているようで「お互いそれでも頑張っていこう!」なんて、誓いを交わした。

 

一緒に住んでいるNは、この時らへんもやっぱり「バイトを始める→数日でとぶ」を何件か繰り返していた。

俺はNと家で顔を合わすたびに「本当にクズだなw」とか言った。

NはNで「お前は本当に真面目だもんな。羨ましいよ。」なんて言ってた。

この時、俺はNを見下していた。

「こんな社会の底辺みたいな人間にはならない」

そんなふうに、俺は辛い仕事を頑張ろうとNを反面教師のように見ていた。

 

だけど心はすり減りまくっていて、家に帰って朝日が登るのを見るたびに死にたくなった。

だから雨の日は楽だった。

人が幸せそうにしてる顔が心底ムカついた。

当時11階に住んでいたけど、ベランダから飛び降りたら死ねるかな?なんていつも考えていた。

でも、死ぬ勇気すらなかった。

だから、誰か車で突っ込んできてくれないかな…と願ったりしていた。

せめて風邪でもひいたら…。

その願いも叶うことはなく、誰も撥ねてくれなかったし、病気にもならなかった。

ズル休みはいけないこと。

それが、その時の俺の正義だった。

 

ちなみにこの時あたりに、そのお店のレビューを検索したら、何人かが

「若い子を客の前で怒鳴ってたりするのは気分が悪い」

と、俺が働く少し前の日付で書いてあって、俺の入る少し前に人知れず戦ってた人がいたんだな、なんて思ってた。

 

 

働きはじめて2ヶ月くらいの時、事件は起こった。

 

その日は出勤すると、店長と副店長しかいなかった。

お客さんもかなり少なく、夜の23時半くらいにはすべて捌けた。

まるで、この日のことを予知していたかのように。

いつもは朝方まで営業しているのに「0時に店を閉める」と急に店長が言ってきた。

 

「社長が来るねん」とその日は比較的穏やかだった副店長が横から言った。

たしかに出勤したときから、2人ともそわそわしているように感じていたが、社長が来るからだったのか。

でも、この2人がこんなに落ち着かないところは初めて見た。

10分くらい経って、何か恰幅のいいオッサンが店に入ってきた。

 

「〇〇くん(店長の名前)、いる?」

この人が社長か。

気の良いオッサンって感じで、悪い人って感じはしない。

店長は奥で(点数稼ぎ?)掃除してたから、そこに通すと、

俺の後ろから現れた副店長が「まさか、もう社長きた?」と聞いてきて、慌ててそこに向かっていった。

 

俺は残っている洗い物を頼まれたので、それをひたすら洗っていた。

しばらく、奥からは談笑する感じが聞こえていて、興味もなかったがあるタイミングで一変した。

 

社長のとんでもないくらい大きな声の怒号が聞こえてきた。

マジでビビった。

少し身を乗り出すと奥が見えたので、バレないように少しだけ見えるくらいまで乗り出した。

奥で正座した2人が怒られている。

この時の俺は「ザマアwwwww」とか「いつものバチが当たったんだよwww」とか思っていた。

 

しばらく続いた怒鳴り声だったが、何か捨て台詞のようなものを店長に言って、社長が帰るような雰囲気が出てきた。

もっと2人を絞ってほしかったが、仕方ない。

そう思いながら、俺は洗い物を続けていた。

 

気づくと、背後に気配を感じる。

…社長だった。

何でか、俺の方にズカズカ歩いてくる社長。

その直後、一瞬何があったのか分からなかった。

 

…胸ぐらを掴まれている。

え?と素っ頓狂な声が出た。

そのまま社長は後ろにいる2人に大声で叫んだ。

「何だコイツは!!汗もかいてないじゃないか!!働いてるなら汗の一つや二つ、当然だろうが!!!」

そして俺に向き直る社長。

「お前ふざけてるのか!○すぞ!!!」

 

突然のことに思考停止してしまった。

すぐに俺を開放した社長が、店のドアを開けて出ていったのを店長が走って見送りに行く。

その時、副店長が俺のところにスーッとやってきて、

「お前、とばっちりやったなあw」と笑った。

戻ってきた店長は、顔が少し青ざめている。

そして俺に「もう帰れ。」と言った。

洗い物が残っていたから、俺が「全部終わらせて帰ります」と言うと、

「いいから帰れや!!!」と怒鳴られた。

なので、2人に挨拶だけして店を出た。

自転車を漕ぎながらの帰り道、俺は泣いた。

泣きたくなんてないのに、ボロボロ涙が出てきた。

 

家に帰ると、Nがいた。

俺の顔を見て「何があった?」と聞いてきた。

事情を話すと「もうとべよ、そんな職場。」と返された。

俺は何があっても、とびたくなかった。

だからNにそう答える。

だけど、生きているのも辛かった。

「とぶなんて、クズのやることはできない」

俺の答えは変わらなかった。

Nは「お前、本当にすごいよ。お前は昔から、真面目だもんな。」

でも、と続けて「そういうところは、辞めなきゃわからないから気をつけろよ」と言った。

 

次の日、俺は普通に出勤した。

前日と変わり、客も多い。

たんたんと仕事をこなす。

2ヶ月もいれば、さすがにもうポンコツとまではないだろうし、ある程度のことにも対処できる。

後は、店長と副店長の期限を損ねないように立ち回れば、きっともう大丈夫だから…

と自分に言い聞かせた。

 

皿洗いをして、もう少しで退勤の時間…というところまできた。

後ろからタバコを吸ってる店長が近づいてきて、俺に言った。

「お前さあ、入ってどれくらいだっけ?」

2ヶ月くらいです、と俺は返した。

 

店長は一瞬考えて、

「お前、このままだと使い物にならないんだよね。

だから明日から、もっとキツく教えていく。

その分言葉も多分悪く聞こえるかもしれないけど…

まぁ、お前のためだから。」

 

俺の中で何かが壊れた、そんな気がした。

今までの口調でさえ、心底傷ついてきてるのに、どれだけ踏みにじられたか分からないのに。

前日の社長のことを何か話すでもなく、いきなり”使い物にならない”だと…?

 

その暗く沈んだ気持ちを悟られないようにするために、笑顔で返した。

「はい、よろしくおねがいします。」

もしかしたら、顔は引き攣っていたかもしれない。

 

家に帰ると、またNがいた。

相変わらずクズのようだ。

俺は、Nに告げた。「決めた。とぶ。」

Nは「昨日あんな事があって、普通に出勤したほうがすげーよ。」なんて言いながら笑った。

そして「じゃあ俺も付き合うかね。」

そう言って、とぶ時の”心得”みたいなものを教えてくれた。

 

その日は朝日が辛くなかった。

俺は、自由になれる。

それだけで、未来がどこまでも続くように感じた。

でもやっぱり、出勤の時間になるとそわそわした。

とんだことなんてなかったから、罪悪感に押しつぶされそうだったけど、

Nが付き合ってくれて、無双OROCHI Zというプレステ3のゲームを一緒にひたすらやった。

 

Nの言うとおりに、携帯の電源を切って3日経った。

やつが言うには、だいたい2日で連絡は落ち着いているらしい。

「お前はメンタルやられそうだから3日は空けろ」と指示され、そのとおりにした。

そして、携帯の電源をつける。

鬼電→鬼メール(この時LINEはそこまで普及してなかった)

留守電もかなり入っていたけど、聞かずに消去した。

…今でも覚えてるメールがある。

罵詈雑言が何件も来てて、どれも恫喝的な感じだったけど、

 

「こんなことで勝手に店を辞めるようなクズは、この先何やっても続かないし、何かで成功することはない。」

 

「逃げれると思ってるのか?土下座して謝れば許してやるよ。」

 

「そうやって一生逃げ続けてろよ。」

 

「お前が悪いから給料は払わない。」

 

んー。今思い出しても、人間としてナンセンスだわ。品がない。

俺の人生、お前が決めつけんなよ、カス。

 

結局、半月くらい働いてた分の給料は貰えなかったけど、縁が切れるならいいと思った。

俺はその後に働いたBARで、何かやたらといい感じに働けて、そこのオーナーから代表をお願いされるくらいにもなった。(店長だったし)

給料も、あの焼肉屋とは全然違って良くなったし、何より楽しみながら働けた。

 

今思う。

あの時はメンタルやばかったけど、相手にこっちの人生が測れるわけがないんだ。

あんなバカを相手にしてた時間がもったいなかった。

 

大事なのは「自分がどう生きるか」ってことで、

他人にそれを指図されたくもないし、

他人はこっちの人生を背負ってはくれない。

 

だから、好きに生きていいじゃないか。

だから、好きにとべばいいじゃないか。

 

真面目でいることは大事だけど、命ほどじゃない。

命のほうが大事。

仕事辞めれないから死を選ぶなんてたまに聞く話だけど、そんなことない。

死ぬくらいなら不真面目でもクズでもいいから、生きるんだ。

その先に、未来がある。

やりたくないことをやる必要なんてない。

自由が、本当は目の前に広がってるんだよ。

それを見えなくしてしまうような会社なんて、マジでクソ。

 

悩む人の優しさにつけこんで、その人の未来を奪うような会社は、絶対に許せない。

だから、こういう発信は絶対に絶やさないし、そういう人の助けになれたらいいな、と思う。

死ぬくらいなら、死んだ気になって、好きに生きよう。

ほんの少し見方を変えるだけで、人生はもっと輝くから。

 

 

結局、Nは俺からお金を盗って逃げていった。

それで俺は借金もしたけど、今生きてるのはNのおかげ。

あの借金で命が救えたなら、儲けもん。

そう思う。

N、本当にありがとう。

もっかい会いたいな。

 

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2020年に見るiPhone4sのお話(※ちょっと下ネタ)

最近、部屋で懐かしいものを見つけた。

 

タイトルからご理解いただける通り、iPhone4sだ。

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iPhone4sとは?

 2011年に発売された第5世代のモデル。

 

知らなかったけど、iPhone5sのsが小文字だったことにより、4sのsも大文字から小文字に変更されたらしい。

 

俺は手が小さいのだが、その手でもきちんと収まる小ぶりのサイズがたまらない。

 

もともとは4の強化版であり、今では普通に搭載されている「Siri」の頭文字をとって、4Sだった模様。

 

また4Gの電波には対応しておらず、5Ghz帯のWi-Fiにも対応していない。

 

イヤホンジャックはもちろん現行機とは違い、Lightning端子ではなく、充電器のサイズももちろんデカイ。

 

当時は、SoftbankauiPhoneに参入してて、ドコモは関係なかった。

 

今では普通にドコモもiPhone売ってるから、時代を感じるよね。

 

あとは自分で調べて。

 

特に過去のスマホを調べる面白みとかはあんまりないんだけどね。

 

 

特徴

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電源ボタンが上についている。

 

そしてイヤホンジャックも上部にある。

 

iPhone5から、イヤホンジャックが充電器側になった。(今では充電器と一緒になった)

 

これはおそらく、ポケットに入れて音楽を聴くように特化させたからだと思ってるのだが(調べてない)


これがどうにも気に食わなかった。

 

上部でよかったのに、上部でよかったのにいいいい!!!

 

なんて思いながら、ずっと4sを使っていたのだ。

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現状のiPhoneは、ホームボタンが擬似ボタンになっていて、実際に押し込んでいるわけではない。(iPhoneXからは、ホームボタンすら消えた)

 

しかし、iPhone4sは全然普通にボタン。

 

3Gとか昔から使ってた人は、ここのボタンがバカになっていたりしたものだ。

 

実際に擬似ボタンは違和感で、iPhone8にした時、普通に押し込んでいると思っていたのに違った時は衝撃を受けた。

 

一番理解した瞬間は、電源を切っている時。

 

ボタンを押しても押し込めない。

 

「ああ、これ本当にボタンじゃなかったんだ…」という感動を味わった。

 

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そして、背面のガラスがやたらと綺麗。

 

これは店頭で買った時、やたらとお店のお兄さんが強化ガラスになったので〜とか云々言っていたのを今でも思い出す。

 

そういや、俺は携帯をミスで落としたりする方なのだが、昔から奇跡的に割れたことがない。

 

4sの頃、50回は落としたと思うけど、奇跡的に割れなかった。

 

周りの人のiPhoneたちが蜘蛛の巣みたいになってるのに、全く割れないのは優越感だった。

 

俺の友達はiPhone6を発売日に買ったその日に落として画面大破

修理に出して戻ってきた日に落として画面大破

 

とかネタみたいなことやってた。

 

それと比べると、俺は結構運がいい方なのかもしれない。

 

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何より一番気になるのはこれ。

 

充電器が鬼でかい。

 

昔はこれが当たり前だったのに、やっぱり時代の進歩ってすごいなあ。

 

とはいえ、実はこの電源部には少しのトラウマがあるのだ。

 

そのトラウマのせいで、この充電器は基本的に外さない。

 

まあ今どき何も契約してない4sを持ち歩くメリットもないけど。

 

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※今回久しぶりに外してみた。

 

写真だと少し分かりづらいんだけど、この奥に充電器を差した時に、電力を通すとこがあるのね。

 

そこが昔、壊れたことがあるのよ。

 

壊れたiPhone

 

差しても充電にならない、みたいな。

 

そのまま電池が切れた。

 

アップルストアに持っていったら、モデルみたいに綺麗な店員のお姉さん

 

「水気のあるところで使いました?」とか言われて、

 

その時BARで働いてたし、あー思い当たるなあって。

 

だってカウンターにいるから、洗い物とかした手で触ったりするし。

 

そういうことを伝えると、綺麗なお姉さんは笑顔で言ってきた。

 

「湿気で奥の充電器を差すところがめくれてるんですよね。

 

これ修理できないんで、本体ごと交換になります。」

 

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今、なんて…?

 

本体ごと交換になりますね。だと?

 

そんな簡単に言ってくれるなよ。

 

え…?ってなるだろ。

 

俺が今まで保存してきたエロ動画はどうなるんだ?

 

震える声で俺は聞いた。

 

「データとかって…」

 

「パソコンとかにバックアップとられてます?」

 

「いえ…とってないです…。」

 

「あー…それだと、もう電源も入ってないので…もう難しいですね」

 

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今、なんて…?

 

あくまでも事務的に作業をする綺麗なお姉さん。

 

俺は、このお姉さん悪魔のように見えてきた。

 

「AppleIDのパスワードってわかりますか?」

 

もしかしたら、それが分かれば、データが戻せるのだろうか?

 

「はい。わかります。」

 

「でしたら、こちらにAppleIDとパスワードを入力していただいて…」

 

言われるがままに、操作をする俺…。

 

これで…これで、データが戻るんだったら…。

 

たくさん保存したエロ動画が戻ってくるのなら…!

 

「最後に”承認ボタン”を押していただきますと、このiPhoneの中にあるデータが全部消えます」

 

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今、なんて…?

 

え?と思わず聞き返す俺。

 

「この”承認ボタン”を押していただいて、データを消さないと新しいものに交換できないんですよ。」

 

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「お客様ご自身が”承認した”という証明なので、私達は何もできないんです。

 

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慌てて聞く俺。

 

「で、データは…?(エロ動画は?エロ画像は?)

 

「すいません、バックアップがとれてないのなら復元は難しいかと…」

 

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何ならこの綺麗なお姉さんが、失われるエロ動画の代わりになってはくれないか?そしたら俺、大丈夫。

 

そんなことが頭をよぎった。

 

しかし、今更押し問答をしても仕方ない。

 

1分ほどの沈黙のあと、意を決した。

 

そう。

 

俺は、決めた。

 

もうこのiPhoneの電源はつけられないんだ…。

 

つまりデータが中にあっても、もう無理なんだ。

 

もう、取り戻せないんだ…。

 

さよなら、俺の思い出。

 

さよなら、吉沢明歩…つぼみ…晶エリー

 

店員のお姉さんという名のAV女優悪魔に促され、同意書を読む。

 

しかし心の涙で、前が見えない。

 

涙は目ではなく、心に溢れても、前は見えない。

 

承認ボタンを押そうとした、その刹那…

 

決心が鈍る…ッ。

 

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「やっぱり自分の手で押さなきゃいけませんか…?」

 

「はい。」

 

「どうしても、どうしてもですか?」

 

「私達がやると、問題になっちゃうので駄目なんです…

お客様ご自身の手で…」

 

「そ、そんな…人間は、そんな自分の子供を崖下に突き落とすライオンじゃないんですよ…。僕たちは人間なんです」

 

「子供みたいに可愛がってたiPhoneを自らの手で殺さなきゃいけない、そういうことなんですか…?」

 

「…wそうなりますねw」

 

俺があまりにも凹みすぎてわけわからんこと言ってたから、笑いやがった。

 

このお姉さんのAVが出たら絶対に買ってやる。

 

 

5分くらいそんなやりとりをして、全てが終わった。

 

結果的に俺は、押したのだ。

 

押さなきゃ新品と交換できないし。

 

つまり、あのiPhoneのデータは、もう二度と復元されることはないのだ。

 

そんな幻のiPhone4s初代を自らの手で殺し…

 

今俺の手のひらにあるコイツが、二代目iPhone4sなのだ!!!

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こいつ、動くぞ

 

MacBook Pro(2019モデル)

・iPhone8

・iPhone8(サブ)

iPhone4s

 

が今持っているApple製品だ。

 

一番下の4sなんてもう化石レベル。

 

現行で使えるとは信じがたい。

 

しかし…

 

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※電源ずっと入れてないとカレンダー、時計は止まるらしい

 

まだこいつは動く。

 

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サクサクとは言わないが、結構いい感じに使えるのだ。

 

これ、何かに使えないかな。

 

airdropは搭載されていないので、YouTubeのために使うのは難しいかもしれないが。

 

ちなみに、俺は昔使ってた携帯も全部残しておく方だから、Android時代のスマホも4台ある。(うち2台はXperia

 

 

個人的に最近はGarageBandを使ってるから、iPhoneは大きいほうがいいなあとか思うけど、

 

4sくらい手にすっぽり収まるサイズのiPhoneも復刻してほしいと願う今日このごろ。

 

でもとりあえず俺はiPhone8が大好きだし、疑似でも最後のホームボタン搭載機(SE2出るかもだけど)として、頑張っていこうと思う。

 

iPhoneバンザイ。

 

とりあえず、あの悪魔のAV出てるかチェック。

 

(名前も知らないし、顔ももう忘れてるけど)

年齢という概念を、ぶち壊せ

生活している中で、無意識に「もう〇〇歳だから」とか、

 

「もう若くないんだから」とか、そんなふうに思ったりすることは

 

俺じゃなくても誰にでもあるだろう。

 

子供の頃は年齢という概念なんかに縛られず、

 

自転車でどこまででも行けると思ってたし、

 

寝ずにゲームぶっ通しでできた。(今でも面白いのがあればやれるだろうけど)

 

 

俺は身長も高くないし、メイクしてるってのもあって、普段から若く見られることが多い。

 

喋るスピードや、会話のテンポも早いから、落ち着いてないように感じるのも原因の一つだと思う。

 

その流れで「実は、もう〇〇歳なんですよ」って、結構前から言ってきた。

 

それはある意味、相手に喜んでもらうためのエンターテインメントでもあったし、

 

「実は歳上だ。いきなり歳下と思って見下してきてんじゃねえ」という制裁に似たものでもあった。

 

 

前にホストのローランドが

年齢というのはどれだけ生きたか教えてくれても、どうやって生きてきたかまでは教えてくれない」

みたいなことを言っていた。

 

これにはとにかく頷いたし、若いからといってなめるなってメッセージだと思うんだよね。

 

 

俺も別に若いとは思わないんだけど、何か昨日ふと思ったことがある。

 

”もう”じゃなくて、”まだ”なんだよな。

 

そもそも勝手に自分が加齢してくる段階で、「これはできそうにないなあ」と自分で諦めてきただけの話。

 

DJ社長の40分動画にもあるように、

「私ってこういうやつじゃん?って言うやついるけど、生まれながらお前はそうだって決まってたわけじゃないよ。自分で言いだしたんやろ」

ってのもそう。

 

結局、人間ってのは言い訳が大好きだから、その中で年齢が一番言いわけに使いやすいわけだよね。

 

でも、俺なんてまだまだ30そこら。

 

人生を分かったような顔をして、現実を受け止めてったら、腐っていくだけじゃないか。

 

子供の頃、きっと真面目だった親や先生に刷り込まれたんだ。

 

大人になったら、しっかりしてなきゃダメだ、なんて。

 

俺なんて本当に全然しっかりしてないけど、今色んな人に支えてもらって、普通に生きていけてる。

 

思ったけど、30ってまだくっそ若い。

 

たぶん40もくっそ若い。

 

大事なのは年齢じゃなくて、どう生きたかであって、そこに年齢を持ち出してくるのは、ただの逃げだ。

 

だから、年齢なんてどうでもよくて、目の前のことを全力で楽しめるような自分でいようとすればいい。

 

そんな好奇心みたいなのが、きっと小さい頃に摘み取られてしまったんだと思う。

 

摘み取られたのなら、また植えればいいだけ。

 

だから、もっともっと自分らしく生きたい。

 

自分を曲げずに、ブレずにいたい。

 

しっかりしてないけど、自分の”信念”には基づいて生きていかなきゃな。

 

それが大事。