2020年に見るiPhone4sのお話(※ちょっと下ネタ)
最近、部屋で懐かしいものを見つけた。
タイトルからご理解いただける通り、iPhone4sだ。
iPhone4sとは?
2011年に発売された第5世代のモデル。
知らなかったけど、iPhone5sのsが小文字だったことにより、4sのsも大文字から小文字に変更されたらしい。
俺は手が小さいのだが、その手でもきちんと収まる小ぶりのサイズがたまらない。
もともとは4の強化版であり、今では普通に搭載されている「Siri」の頭文字をとって、4Sだった模様。
また4Gの電波には対応しておらず、5Ghz帯のWi-Fiにも対応していない。
イヤホンジャックはもちろん現行機とは違い、Lightning端子ではなく、充電器のサイズももちろんデカイ。
当時は、SoftbankとauがiPhoneに参入してて、ドコモは関係なかった。
今では普通にドコモもiPhone売ってるから、時代を感じるよね。
あとは自分で調べて。
特に過去のスマホを調べる面白みとかはあんまりないんだけどね。
特徴
電源ボタンが上についている。
そしてイヤホンジャックも上部にある。
※iPhone5から、イヤホンジャックが充電器側になった。(今では充電器と一緒になった)
これはおそらく、ポケットに入れて音楽を聴くように特化させたからだと思ってるのだが(調べてない)
これがどうにも気に食わなかった。
上部でよかったのに、上部でよかったのにいいいい!!!
なんて思いながら、ずっと4sを使っていたのだ。
現状のiPhoneは、ホームボタンが擬似ボタンになっていて、実際に押し込んでいるわけではない。(iPhoneXからは、ホームボタンすら消えた)
しかし、iPhone4sは全然普通にボタン。
3Gとか昔から使ってた人は、ここのボタンがバカになっていたりしたものだ。
実際に擬似ボタンは違和感で、iPhone8にした時、普通に押し込んでいると思っていたのに違った時は衝撃を受けた。
一番理解した瞬間は、電源を切っている時。
ボタンを押しても押し込めない。
「ああ、これ本当にボタンじゃなかったんだ…」という感動を味わった。
そして、背面のガラスがやたらと綺麗。
これは店頭で買った時、やたらとお店のお兄さんが強化ガラスになったので〜とか云々言っていたのを今でも思い出す。
そういや、俺は携帯をミスで落としたりする方なのだが、昔から奇跡的に割れたことがない。
4sの頃、50回は落としたと思うけど、奇跡的に割れなかった。
周りの人のiPhoneたちが蜘蛛の巣みたいになってるのに、全く割れないのは優越感だった。
俺の友達はiPhone6を発売日に買ったその日に落として画面大破
↓
修理に出して戻ってきた日に落として画面大破
とかネタみたいなことやってた。
それと比べると、俺は結構運がいい方なのかもしれない。
何より一番気になるのはこれ。
充電器が鬼でかい。
昔はこれが当たり前だったのに、やっぱり時代の進歩ってすごいなあ。
とはいえ、実はこの電源部には少しのトラウマがあるのだ。
そのトラウマのせいで、この充電器は基本的に外さない。
まあ今どき何も契約してない4sを持ち歩くメリットもないけど。
※今回久しぶりに外してみた。
写真だと少し分かりづらいんだけど、この奥に充電器を差した時に、電力を通すとこがあるのね。
そこが昔、壊れたことがあるのよ。
壊れたiPhone
差しても充電にならない、みたいな。
そのまま電池が切れた。
アップルストアに持っていったら、モデルみたいに綺麗な店員のお姉さんに
「水気のあるところで使いました?」とか言われて、
その時BARで働いてたし、あー思い当たるなあって。
だってカウンターにいるから、洗い物とかした手で触ったりするし。
そういうことを伝えると、綺麗なお姉さんは笑顔で言ってきた。
「湿気で奥の充電器を差すところがめくれてるんですよね。
これ修理できないんで、本体ごと交換になります。」
今、なんて…?
本体ごと交換になりますね。だと?
そんな簡単に言ってくれるなよ。
え…?ってなるだろ。
俺が今まで保存してきたエロ動画はどうなるんだ?
震える声で俺は聞いた。
「データとかって…」
「パソコンとかにバックアップとられてます?」
「いえ…とってないです…。」
「あー…それだと、もう電源も入ってないので…もう難しいですね」
今、なんて…?
あくまでも事務的に作業をする綺麗なお姉さん。
俺は、このお姉さんが悪魔のように見えてきた。
「AppleIDのパスワードってわかりますか?」
もしかしたら、それが分かれば、データが戻せるのだろうか?
「はい。わかります。」
「でしたら、こちらにAppleIDとパスワードを入力していただいて…」
言われるがままに、操作をする俺…。
これで…これで、データが戻るんだったら…。
たくさん保存したエロ動画が戻ってくるのなら…!
「最後に”承認ボタン”を押していただきますと、このiPhoneの中にあるデータが全部消えます」
今、なんて…?
え?と思わず聞き返す俺。
「この”承認ボタン”を押していただいて、データを消さないと新しいものに交換できないんですよ。」
「お客様ご自身が”承認した”という証明なので、私達は何もできないんです。」
慌てて聞く俺。
「で、データは…?(エロ動画は?エロ画像は?)」
「すいません、バックアップがとれてないのなら復元は難しいかと…」
何ならこの綺麗なお姉さんが、失われるエロ動画の代わりになってはくれないか?そしたら俺、大丈夫。
そんなことが頭をよぎった。
しかし、今更押し問答をしても仕方ない。
1分ほどの沈黙のあと、意を決した。
そう。
俺は、決めた。
もうこのiPhoneの電源はつけられないんだ…。
つまりデータが中にあっても、もう無理なんだ。
もう、取り戻せないんだ…。
さよなら、俺の思い出。
店員のお姉さんという名のAV女優悪魔に促され、同意書を読む。
しかし心の涙で、前が見えない。
涙は目ではなく、心に溢れても、前は見えない。
承認ボタンを押そうとした、その刹那…
決心が鈍る…ッ。
「やっぱり自分の手で押さなきゃいけませんか…?」
「はい。」
「どうしても、どうしてもですか?」
「私達がやると、問題になっちゃうので駄目なんです…
お客様ご自身の手で…」
「そ、そんな…人間は、そんな自分の子供を崖下に突き落とすライオンじゃないんですよ…。僕たちは人間なんです」
「子供みたいに可愛がってたiPhoneを自らの手で殺さなきゃいけない、そういうことなんですか…?」
「…wそうなりますねw」
俺があまりにも凹みすぎてわけわからんこと言ってたから、笑いやがった。
このお姉さんのAVが出たら絶対に買ってやる。
5分くらいそんなやりとりをして、全てが終わった。
結果的に俺は、押したのだ。
押さなきゃ新品と交換できないし。
つまり、あのiPhoneのデータは、もう二度と復元されることはないのだ。
そんな幻のiPhone4s初代を自らの手で殺し…
今俺の手のひらにあるコイツが、二代目iPhone4sなのだ!!!
こいつ、動くぞ
・MacBook Pro(2019モデル)
・iPhone8
・iPhone8(サブ)
が今持っているApple製品だ。
一番下の4sなんてもう化石レベル。
現行で使えるとは信じがたい。
しかし…
※電源ずっと入れてないとカレンダー、時計は止まるらしい
まだこいつは動く。
サクサクとは言わないが、結構いい感じに使えるのだ。
これ、何かに使えないかな。
airdropは搭載されていないので、YouTubeのために使うのは難しいかもしれないが。
ちなみに、俺は昔使ってた携帯も全部残しておく方だから、Android時代のスマホも4台ある。(うち2台はXperia)
個人的に最近はGarageBandを使ってるから、iPhoneは大きいほうがいいなあとか思うけど、
4sくらい手にすっぽり収まるサイズのiPhoneも復刻してほしいと願う今日このごろ。
でもとりあえず俺はiPhone8が大好きだし、疑似でも最後のホームボタン搭載機(SE2出るかもだけど)として、頑張っていこうと思う。
iPhoneバンザイ。
とりあえず、あの悪魔のAV出てるかチェック。
(名前も知らないし、顔ももう忘れてるけど)