お料理クリエイトNo.1〜スパイスでカレーを作った話〜
2019年も半分が過ぎた。
つい一週間前くらいまで23歳だった気がするのに、もう30歳を過ぎていた。
新年が明けてしばらくして。
急に思ったんだ。
「スパイスからカレー作ってみてえ。」ってね。
何でかって、そりゃ答えは簡単。
カレーが好きだから。
カレーを作るのに理由がいるかい?(誰にも聞かれてないけど。)
市販のカレールーもめっちゃ好きやねんけど、やっぱり普段から料理してたら言いたくなるじゃない?
「え、使ってるカレールー?いや、俺はスパイスで作るよ(キリッ)」
「市販のルーも美味しいよ。でもやっぱりスパイスからだと味違うんだよね。(ドヤァ)」
「スパイスだと自分で好きな味に調整できるとこがいいよね。市販のルーってどうも”化学調味料の味”とかしちゃってさ…(キラッ)」
…うん、これは言ってみたい。
さすがに言ったらモテる気がする。
カッコイイー!!ダイテー!!
とか聞こえてきたらどうしよう。
一回でも作れば「スパイスで作る」とか言っていいよね…?
よし、作ろう。
こんな邪な思いで始まったスパイスカレー作りだった。
今の時代、どのスパイスを使えばいいかなんてググればすぐに出てくる。
便利な時代になったもんだ。
調べてみたところ、最低限必要なのは4つあればいいらしい。
とりあえず、揃えてみた。
レッドチリはたまたま別の容器に持ってたから、写ってないけど。
他になんとなくそれっぽい感じのも集めて、パシャリ。
具材は、鶏肉、玉ねぎ、トマト缶、にんにくの4つのみ。
粉状にしたほうがいいので、とりあえずミキサーで砕いた。
砕けていくスパイスを見るのが楽しすぎて写メ撮るの忘れてた。(病んでる)
で、分量をググって、別皿に取り分ける。
余談だけど、クミンがマジでワ○ガのニオイ。
かなり強烈な。
調べてみたら人によっては違うみたいだけど、そう感じる人も多いと書いてあったよ。
そしたら玉ねぎを丸ごと2個と、にんにく1個をみじん切りにして炒める。
いわゆるあめ色玉ねぎってやつ。
いい感じの色になったら、トマト缶を投入。
とりあえずこれで今回の野菜は全部投入。
水分は全部野菜から出るから、水とかは入れない。
トマトスープみたいのが出来上がったら、ついにスパイスを投入していく。
※何か順番とかもあるみたいだけど忘れたから、作る人はググってね。
お、おお…。
こ、これは何というか…
かなりカレーっぽいぞおおおおお!!!
で、ここらへんで味見をしてみる。
カレー…これはカレーだ!!
普通にカレー…だけど?
なんだ、これ。
この突き抜けないサラッとした感じ。
カレー独特のまとわりつく感じが足りない。
口の中でカレーなのは、最初だけ。
その後の”何か”が物足りない。
ここで少し迷走し始める。
クミンを増やしたり、ターメリックを増やしたり。
いろいろ入れてみるけど、根本的な部分で変わらない。
そうこうしているうちに、粉の分量が多くなってきたのか…液体らしさが消えてきた。
もう、これ以上は…
次の一手で何か確実なスパイスを入れないと…
このカレーは失敗に終わってしまう…!
そして、完全なる盲点に気づいてしまう。
あれ…?
レッドチリパウダー入れてなくね?
あ、うん…。
入れてないね…。
最初の写真を撮る時に、持ってこなきゃって思っててそのまま忘れてたね。
もう最後のチャンスだ…!
分量は、液体感をギリギリまで損なわないくらいしか入れれない…!
こいつであっているのか…!?
完成いいいいいい!!!!!!!
レッドチリでした。
マジでメチャクチャ大事。
口に入った瞬間のカレー感をしっかりとピシッて感じに留めてくれる。
ぼやけてない味が出来上がった。
スパイスカレーって案外簡単にできるものなのね。
でも大事なスパイスの入れ忘れには注意。
普通そんなミスとかしないんだろうけど。笑
しかもスープを野菜で作ってるから、ゴロゴロと鶏肉だけでも栄養素とれる。
すごいゾ、スパイスカレー。
これはやみつきになりそうだ。
次はもっとこだわってやってみようかな。
具材とかも悩むなあ。
こういうことを考えるのも楽しいのが料理ですな♪
ということで今日はここまで!
また次回お会いしましょう。